映画「92歳のパリジェンヌ」の評価や尊厳死、個人的感想!

1 92歳のパリジェンヌとは?

2 尊厳死ってなぁに?

3 評価や個人的感想

アマゾンプライムビデオで、92歳のパリジェンヌという映画を観たので、情報をシェアしていきたいと思います!

92歳のパリジェンヌとは?

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この映画は、作られる10年前からオファーを断り続けてきたそうですが、フランス元首相のリオネル・ジョスパン氏の実母の実話が原作となっているのです!

妹で作家のノエル・シャトレが綴った小説「最後の教え」を映画化したものが、92歳のパリジェンヌになります!

タイトルになった歳の誕生日に、突然「2ヶ月後の10月17日に私は逝きます」と家族に告げる主人公のマドレーヌ、その話に右往左往する家族の葛藤などを描いた作品となっています!

 人生の最後に病院で点滴を受けながら死ぬのはごめんだと強く尊厳死を訴え、実行に移すまでのプロセスを丁寧に追った作品となっています!

助産婦として働きてきた主人公のマドレーヌは、まだまだ元気なのですが数年前からできないことが増えていっていることに気づいていました!

最後は家族に迷惑をかけたくないという強い意思を持って、自分で死ぬ日を決めたことを家族に宣言しますが、もちろん反対されてしまいます!

ですが、彼女の意思は固く、一人暮らしをしている家を少しずつ整理して自分の最後を自分自身で決めてしまったのです!

娘のディアーヌは徐々に母の決めたことを理解し受け入れていくのですが、最後まで息子のピエールは受け入れることができません!

本人が決めた逝く日まで、母と娘はさまざまなことを一緒に行いすべてを受け入れていくのです!

 尊厳死ってなぁに?

この映画の一番のポイントは、主人公が尊厳死を選んで実行するというところです!

尊厳死とは、過剰な医療を避けて尊厳を持って迎える自然な死のことです!

1970年にアメリカ合衆国で議論されるようになった考えで、重病患者でも医療の発達で死にいたるプロセスを引き伸ばせるようになったことで盛んに議論されるようになったのです!

日本には「日本尊厳死協会」があり、生きているときに延命医療の拒否の意思を登録するという活動をしています!

ここである疑問を持つ方もいるかと思います。

そう、安楽死尊厳死ってどう違うんだろうという疑問です!

安楽死は回復の見込みがなく痛みなどが激しい患者の意思に基づいて投薬などで人為的に死を迎えさせることです。

2020年現在でも日本ではこれを認めてはいません。

こちらは積極的安楽死と呼ばれています。

次の4つの条件を満たしていれば安楽死は認められるとされていますが、未だに日本で認められた例はないんだとか!

① 患者に耐え難い激しい肉体的苦痛があること

② その患者は死が避けられず死期も迫っている

③ 患者の肉体的苦痛などの代替医療の手段がない

④ 本人に安楽死を望む気持ちがある

尊厳死は、生きている間に本人のリビングウィル(生前の意思)で、点滴や人工呼吸器などを外して人工的延命処置をしないで寿命が来たら自然な死を迎えさせてあげることです!

こちらは消極的安楽死と呼ばれています。

評価や個人的感想

映画サイトの書き込みをみていると、評価もさまざまですが、やはり死とは誰のものなのかといった話を中心にレビューしている人も多く見かけました!

個人的に、私の母親が末期がんで最後はチューブを付けられてもがき苦しむ姿を観たので、マドレーヌのように自分の人生の幕引きを自らの意思で決定して行うことは勇気がいることでしょうが、本人や周囲にとってはある面救いのある決心でもあるのだろうなといった印象を受けましたが、難しい問題でもありますね。

余命を宣告されて死の恐怖を感じながら最後まで過ごす生き方、ある日突然交通事故で一瞬のうちに家族を失う状態、いきなり倒れてそのまま帰らぬ人となる運命、そこに自分で幕引きをするという生き方があるという選択を入れると考えさせられます。

ただ、周囲の人たちもよく口にすることですが、下の世話を他人にしてもらってまでも生きていたくないという話はよく聞きます。

自分のことが自分でできなくなったときには逝きたいとも言う声も、ほうぼうで耳にします。

高齢化社会になったこともあり、こういった話は日常でよく話をされているため、尊厳死という映画は勉強にもなりました。

私自身が日々運動を続け、、できる限り食事にも注意しているのも20代でさまざまな疾患を発症した経験や、母親の最後を看取った体験がやはりベースにあるので、最後の瞬間を自分で決めて実行するという決断をしているマドレーヌの生き様はひとつの生き方のモデルとしても素敵だと感じました。

なんとなくタイトルに惹かれてアマゾンプライムビデオで観た作品でしたが、いろんな事を考えさせてくれた映画となりました!

今回は、92歳のパリジェンヌという作品の情報をシェアしていきました!